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イーハトーブ新聞

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イーハトーブ新聞 2006 vol. 2

出光イーハトーブトライアル大会通信
今回のエントリー総数は475名戻る

 昨年の400名割れを挽回することが今大会のひとつの目標でもあったが、おかげさまでエントリー総数は475名。もう少しで500名になるところだったが、いずれにしても参加者数は世界一のトライアル大会であることに変わりはない。そのうち約3分の2はネリ・ブドリが占めて、内訳はネリが231名、ブドリ101名。クラシックは127名。サンムトリはわずか16名と意外な結果となった。でも、なぜだ…??

クラシックコースに変更あり戻る

 一日目は山の上に風車が見える三巣子沢に入らず、そのまま舗装路であの絶景のべこ岩セクションに向かう。べこ岩のとなりや、その先に4箇所の新セクションがあるので、これまでよりたっぷりと絶景が楽しめる。
 二日目も、くろさき荘を出て左方向へ。朝日に輝く海を左に見ながらの田野畑村回りで、蓮華(れんげ)沢経由の新コースとなる。従来、ヒームカで使用したコースだが、四輪車通行不可だけあって、手ごたえは十分にある。
 安家元村で給油したあと、これまでの大堀内ではなく、そのかなり手前の松ヶ沢を右折してよもぎ平へ向かう。何度も参加している人ほど注意が必要!
 ちなみに、今回のコースは一日目、二日目ともに180キロ、往復360キロとなる。

サンムトリはオブザーバー同行で戻る

 参加者が16名と少ないため、サンムトリは春・秋トラと同様に、オブザーバー同行のグループ移動方式で開催。したがってコースマーカーはいっさいなしとなる。これにともない、あくまでグループでスタート&ゴールとなる。
 この方法は和気あいあいになるし、他人のライディングを参考に出来るため、トライアルの楽しみが倍加すると言ってもいい。

グラントは無念の不参加戻る

 オリバーファミリーの現役エンデューロNZナショナルチャンプ(40歳以上クラス)のグラントは、不運にも4月末のエンデューロの最中、飛び出した羊に激突、肩に重傷を負って手術を受け、来日できなくなった。またの機会をつくりたい…

オリバー家2人はネリ、残り4人はクラシックに戻る

 アラン爺さんと、長男スティーブンの妻デボラは予定どおり、ネリに参加。アンドリュー、ニコラスは、当初ブドリ・サンムトリに参加の予定だったが、どうしても長いコースを走りたいとの希望で、父スティーブンとともにクラシック参加に切り替えた。このグループに同伴する予定なのが成田匠選手。イーハトーブを知り抜いているうえ、言葉も心配ないのでオリバーファミリーのホスト役として彼以上のライダーはいないだろう。それにしても、彼らの本気ライディングの結果はいかに?

前夜祭は二箇所で戻る

 諸般の都合で、前夜祭はこれまでどおり安比会場(スキーセンター)で開かれるほか、今回は小規模ながら七時雨会場でも開かれることになった。特別ゲストのオリバー紹介、菊地麻美さんへの出光感謝状贈呈式は安比の前夜祭で行われる。七時雨会場でのオリバー顔見世は、金曜日車検タイムと、スタート記念写真のときになる。

出光から卒論に感謝状贈呈式戻る

 今年の春、出光イーハトーブトライアル関係者にとってちょっと嬉しい話があった。岩手県立大学地域政策学科の学生だった菊地麻美さんが卒論のテーマに「スポーツによる地域振興」として出光イーハトーブトライアルを選んだのだ。
 その卒論はA4120ページにも及ぶ力作で、あらゆる角度からの取材で綿密な内容となっている。これを知った出光興産が菊地さんに感謝状と記念品を贈呈することになり、前夜祭には菊地さんも出席するので盛大な拍手を贈ろう!

出光から最高規格4サイクルオイル!戻る

 「出光イーハトーブトライアルへ行こう」のブログに詳しく書いたが、出光興産仙台支店のS課長は、30回記念大会に素晴らしいプレゼントを用意してくれた。それが世界一過酷な使用に耐えるヘビーデューティ規格の「出光イーハトーブトライアル4サイクルオイル」で、特別デザインの1リットル缶入りだ!「とても1リットル数千円で売れるような内容ではない」と、関係者がもらした言葉どおり、出光モータースポーツサポート20年の歴史の集大成とも言える最高規格のオイルなので、大会のときにさっそく使ってみたい人のためにオイル交換ブースも特設される予定。もちろん、2サイクルマシンには従来どおりゼプロ2サイクルオイルをプレゼントしてもらえる配慮も嬉しい。とにかくやる気の出光、すごいっ!!!

デモは高橋由、沢上祐介、ピーターの3人で戻る

 昨年も大好評の高橋由君(19)のデモ走行に、今回は強力なパートナーが加わる。
 「13歳のときに普代のヒルクライムで渋谷選手、成田亮選手の華麗な姿を見て…」という、八戸出身の沢上祐介君(17)だ。昨年、40度公園で由君とともに技を披露して観衆の拍手を浴びたことがきっかけになって、今回から正式デビューとなった。まだ高校生なので今後の成長が楽しみだ。
 それにもう一人、デモライダー見習いで参加するのは、弱冠14歳ながら身長180センチ近いオリバーファミリーの末っ子、ピーター君だ。この一年で身長だけじゃなく技もグンと上達したから、こちらも楽しみ!3人はきっと仲良しトリオになることだろう。

J-NZフレンドシップのその後戻る

 みなさんに呼びかけてオリバーファミリーの乗るバイクをお借りする代わりに、NZで楽しいトライアル経験が出来る権利を贈呈するのがJ-NZフレンドシップ。おかげさまで全員のバイクが集まりました。スティーブンはモンテサ・コタ4RT、ピーターはガスガスTXT250、その他4人はすべてTYS125Fとなった。貸し出した方々にはオリバーファミリーと契約書を交わして将来の楽しみとしてもらう。今後も交流が続くような仕組みをさらに考案中なので、来年以降をお楽しみに。

昨年のクレーム内容について戻る

 昨年は大会中に二件の苦情が事務局に寄せられたことはイーハトーブ新聞第一号でもお知らせした。その具体的な内容をぜひ知って、今回以降、大会中のマナーにもよりいっそう気をつけて大会の存続に協力してもらいたい。
 じつは2件とも「バイクで川に入るな」という意味では似た内容だったが、片方は釣り人(ネリ)、もう一人は葛巻の川に遊びに来て大会を見かけたという人でSさんという。
 このSさんは、「チェーンオイルの油膜が川に浮いていた」という苦情のほか、相当念入りに規則書を読んで、それに照らして箇条書きで苦情を寄せてきた人だ。いわく、「川でバイクを洗っていた」「林であいさつしたが返事がなかった」「ライト点灯とあるが私の見た全員が無点灯だった」「携帯灰皿持参とあるが吸殻を捨てたライダーを見た」などなど、微に入り細にわたって苦情を並べてあった。
 言われたことはもっともなので、特に重要な水の件に関して今後も同じような苦情に対処するためにも、「他に通るところがない場合を除き、原則として流水に入らない」方針を大会後即座に打ち出し、Sさんにも返答しておいたのだ。
 素晴らしい岩手の自然環境を、必要以上に荒らさないためにも、参加ライダーのみなさんは、今後はくれぐれも川でバイクを洗ったりしないように。
 ちなみに「大会は自然破壊ではないのか?」との質問には、「自然破壊なら、29年にわたって各自治体や森林管理署の協力は得られなかったと思います」と答えておいた。
 こういう人(少ないが…)にも、私たちの行動は今回以降もずーっと見られていることを意識しよう。

しっかり規則書読んできたかな?戻る

 上記のように、ライダーじゃない人が念入りに規則書を読んでくれているのに、肝心のライダーが規則書を読まずにやってくるのには実に困ったものだ。
 すべてのスポーツは規則があるから成立するのだから、採点方法はもちろんのこと、「セクションは下見してから走る」とか、「セクションは一回しか走れない」などという、規則以前のトライアル常識は理解したうえで参加するもんだよ。清々しいスポーツの喜びをみんなが味わえるように、とくに停止即5点はしっかりやってね!

そのマシンで、車検通るかな??戻る

 昨年から予告していたとおり、今大会以降、参加全車両には道路運送車両法で決められている後射鏡の有無を車検でチェックするので、ついていない車両は車検不合格=出走できないことを承知しておいてほしい。後射鏡とは赤い色の反射鏡で、スコルパTYSなど一部の車両ではテールランプレンズ内にはじめから組み込まれているものだが、従来の輸入車の多くにはついていないので、自転車用の小さな物でもいいから、とにかく後ろから見えるように赤い反射鏡を取り付けてくることが車検合格には不可欠の条件だ。ついでに、毎回問い合わせのあるドライブスプロケットのカバーと、ドリブンスプロケットのガードも、誤って指切断の悲劇を防ぐためのものだから、効果的に取り付けてあることが重要だ。

山道での追い越しはOK!戻る

 イーハトーブのコースには一般公道、林道、山道(けもの道含む)が使われる。
 一般公道、林道では制限速度を守って安全運転することは当然だが、車のこない山道の走り方について一言。
 けもの道や、それに順ずる細い山岳路では、ペースの遅い人がいると後ろに何人ものライダーがつながってしまうことがある。こんなとき「だって、私、これで精一杯なんだから…」と開き直っているキミ、大間違い!それぞれのペースで快適に走るためにも、追いつかれたら速い人を先に行かせてあげるのがモータースポーツとしての正しいマナーだ。もちろん、少し広いところで道をあけて「お先にどうぞ」の意思表示があるまで、後ろの人はちょっと待つ余裕は欲しい。間違っても危険行為となるような追い越しはしないように。あくまでスマートに安全にやってもらいたい。

無事故記録を破るのはキミじゃないよね??戻る

 これまでの29年間、出光イーハトーブトライアルでは幸いにして一件の交通事故も無くやってこられた。参加したライダーたちの安全意識の高さや、できるだけ一般道路を走らないで山道を通るなど、事故防止につとめてきた結果ともいえる。しかし、事故はどんなに気をつけても一瞬のスキで起きるかも知れない。たとえば「ライトを上向きで…」と規則書にあるのに、点灯すらしないライダーは事故を引き寄せているも同然だ。まさか29年の無事故記録を最初に破る人はキミじゃないよね!!今回も無事を祈ってから出発しよう!そして無事に戻ったら神様に感謝しよう。

楽しく走れるのは地元の方々のおかげ戻る

 広大な出光イーハトーブトライアルのコースと、その上に点在するセクションはすべて地権者の許可を得て大会のときだけ使用している。森林管理署の分については走行距離と台数をかけた使用料を払ってもいる。地権者の方々には少ないながらも御礼の印も差し上げている。そういうお願いに快く応えて下さる地元の方々のおかげで、この大会は成り立ってきたのだ。
 行く先々でお会いする地元の方々は、まさにその当事者なのだから、くれぐれも失礼の無い言動をとることによって、大会の存続に協力してもらいたい。
 ちなみに、一日目のランチ、袖山レストハウスで昼食を運んで下さるKさんは、「こんなかたちで協力できて嬉しい」とおっしゃる、二日目の葛巻町内セクションの地主さんでもある。こんな具合に、大会協力者の方々はいつでもどこでも私たちの回りにいると思って、笑顔、会釈などのあいさつをかわしてもらいたい。走る場所があってこそのトライアルなのだから…

30年勤続実行団員は国安さん戻る

 大会を30年間かかさず支えてきた実行団員は、副会長の成田さんと、私をのぞくと、国安重男君一人だけだ。国安さん、ありがとう!
 ややかたちは違うが、米沢誠司さんも30年間かかさず大会を支えてきてくれた。今はライダーとして参加している阿部祐輔さん、佐々木政造さんも創始メンバーであり、30年間大会を支えてきてくれた人たちだ。この人たちには、今後、イーハトーブ特別模範ライダーとして、一生涯参加無料で楽しんでもらおうかと思っている。まだまだ楽しくやっていこうね。

30年勤続カメラマンはジョッパ戻る

 一人のカメラマンが30年間も記録し続けた大会というのも、たぶん世界中、他にないんじゃないかな?ジョッパ、ありがとう!まだまだ若いもんには負けないよね。(ジョッパの本名は鈴木雅雄さんです!)

30年見続けたジャーナリストは秀二戻る

 第一回大会には参加者として、その後はカメラマンを兼ねた参加者として、またあるときは参加者を兼ねたカメラマンとして大会をレポートし続けてきたトライアルジャーナリストは藤田秀二さん。今後も良い記事、期待してます!

オリバー家の友達になって、NZに行こう!戻る

 NZで広大な牧場を20年契約で借り、若いライダーを育てるだけでなく、「ノンストップアドベンチャーツアー」でライディングの楽しみを広く伝えているオリバーファミリーと、ぜひ友達になってNZで乗ってこよう!詳しくは出光イーハトーブトライアルのウェブからノンストップアドベンチャーに入ると詳しく紹介されている。英語が苦手な方は表示されたページのURLをコピーして、グーグルの検索ページにある「ウェブページを翻訳する」に貼り付けると、たちまち日本語表示に変わってくれる。(便利!)
 まだまだ開発途上なので、すごい日本語になってしまうが、なんとか推理しつつ読めば意味はわかるはず。
 でも、その前に、出光イーハトーブトライアルでオリバーファミリーの誰かと親しくなることが先決だ。なるべく気軽に声をかけ、自分をアピールするが勝ちだよ!

今年は寒い夏!フリースを忘れずに!!戻る

 都会で熱帯夜…なんていう環境からは想像もつかないほど、岩手は冷涼な高原気候。よく晴れた日でも日陰は涼しいし、空気がサラッとしている。だから、朝晩の冷え込みはかなりのもので、Tシャツ短パンでは歯の根が合わないほど寒くて震えてしまう。ちなみに、7月末現在、曇りの昼間の気温で16度。朝晩はもっと冷えるので、くれぐれもフリースやダウンベストなどを忘れずに!

七時雨会場に味噌屋さんもあるぞ戻る

 日曜日の夕方、岩手のおみやげを手軽に買えると大好評の七時雨会場の出店。
 くるみとごまともち米だけの絶妙なうまさに感激の東雲(しののめ)、くずまきワイン、ブルーベリーワインの小川酒店、それに今回は地元(旧安代町)の「麹屋もとみや」が加わる。この麹味噌、マンザワが自信をもっておすすめできる名品で、きゅうりにつけて食べるとそのうまさが良くわかる。出店はしないが旧安代町の「ふうせつ花」のとうふと生ゆばのうまさはすでに全国のグルメがネット注文してくるほど。岩手のうまいものがお土産なら、家族もまた喜んで送り出してくれるはず。おみやげは大事だよー!

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