【大会参加される方へ 装備品のご案内】
このページでは、初めて大会参加される方や初心者の方に向け、トライアルスポーツを行ううえで無事にゴールするための最低限の装備についてご紹介してゆきたいと思います。
① ヘルメット
トライアルは転倒の可能性が高いスポーツであることから、古いもの、衝撃吸収機能がないもの（ドカヘルなど）、後頭部および顔側面が露出しているもの、あごひもが閉まらないものは使用禁止です（したがって、かつてはトライアル用だったTR-1などのハーフカップモデルもいずれは使用禁止としますのでお取替えをお薦めします）。また雨や石、虫などの衝突から目を守るためのバイザー、ゴーグルは必ず取り付けてください。転倒時に顔面を守るガードも有効です。
ツーリングトライアル向けヘルメットの例
AraiハイパーTとフェイスマスク
AraiハイパーTプロ（チンガード付）② ブーツ
足回りはつねに打撲の危険性にさらされています。脛からつま先までをしっかり守り、足つき時に踏ん張りが効くソール形状を持つトライアル競技用をご準備ください。ワークブーツは防護範囲が狭く、紐が障害物にひっかかるなどの危険性があるため禁止します。
トライアル用ブーツの例
ソールは足つきしても滑りにくい形状になっています
③ 服装（プロテクション）
肌の露出がなく、転倒時に身体を守れることが基本です。速乾性があり衝撃に強いオフロードウェアやグローブが最適で、木綿製のものや体にフィットしていないものは不向きです。さらに肘・膝のプロテクターのほか、胸部・背中を守るガード類もお勧めです。
オフロードウェアの例
グローブ・プロテクターの例
グローブは防護効果と操作性が大事
膝のプロテクター各種
お店で実際に着心地や通気性をチェックしてみよう！
④ 天候変化への対応
8月末の岩手は朝夕の冷え込みがある反面、日中雷雨に見舞われることもあります。ジャケットや雨具は必ず用意しましょう。
ジャケット・雨具の例
ジャケットは重ね着しやすいものを。レインパンツは破損率が高いことに注意
⑤ 予備ツール
林道を長距離走行する本大会では、普段の練習では大丈夫でも思わぬ車両トラブルに見舞われることがあります。予備ネジ類、パンク修理キットや作業に必要な工具、予備燃料タンクなど、この機会に準備しましょう。
パンク修理やツールセットの例
チューブレス用修理キット（左）とタイヤチューブ（右）
予備燃料ボトル・2サイクルオイル用ボトル（左）ツールケース（右）
以上のことは、「出光イーハトーブトライアル大会ネットワーク」でもアドバイス可能ですので、ぜひご相談のうえ、万全の装備で楽しい休日をお過ごしください。
画像協力：宮城県仙台市「トレックフィールド」
