IDEMITSU IHATOVE TRIAL

成田新会長就任のご報告

 「出光イーハトーブトライアル大会」は40回目を迎える2016年大会より、万澤安央会長と成田省造副会長がファウンダー(創始者)となり新たに成田匠さんが新会長に就任いたしましたのでご報告いたします。
 日本でトライアルの灯が消えかかろうとしていた1977年、万澤・成田両ファウンダーがこの大会を生み出してから39年が経過しました。
 この間、趣旨に賛同して参加者となり岩手を訪れたライダーは延べ20,000人を超え、8月末の岩手県北部はトライアル愛好者にとってまさに「ドリームランドとしてのいわて=イーハトーブ」が現実のものとなっております。さらにそのコンセプトは遠くニュージーランドにも伝播し、オリバー一家による「New Zealand Ihatove Adventure Trial」として、世界のトライアルに新たなページを刻もうとしております。
 しかし、世界でも類を見ないほどのスピードで進行する高齢化や参加型スポーツへの意識の変化は、トライアルに限らず日本の様々な場面に影響を与えており、出光イーハトーブトライアル大会も安穏としているわけにはいかないことも事実であります。
 こうした背景を踏まえ、より一層の安全対策と危機管理を行いながらも、さらに充実しサスティナブルな大会とするべく、このたびの新会長就任となりました。
 成田匠新会長についてはあらためて述べるまでもなく、成田ファウンダーのご子息にして世界を舞台に戦ってきた日本のトライアルトップライダーのお一人で、これほど新会長にふさわしい方はいらっしゃらないと関係者満場一致で推挙し、ご本人からも承諾いただきました。
 今後は実行団・事務局とも新たな気持ちで、成田新会長とともに新たな1ページを記していきたいと思います。

平成28年1月吉日
出光イーハトーブトライアル 大会事務局

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