IDEMITSU IHATOVE TRIAL

大会終了のごあいさつ

 おかげさまで、第39回出光イーハトーブトライアル大会は、金曜日夜に降り出した雨もスタート時には曇りとなり、日曜日には時折晴れ間ものぞき、ゴール前は小雨という絶好のトライアル日和の中、若干の怪我人はいたものの大局的には楽しく無事に終了しました。ご協力いただいた地権者や沿道の皆様、森林管理署や岩手県警、岩手県をはじめとする各自治体行政関係者の皆様、親子バイク教室を主管していただいたヤマハ関係者の皆様、ご協賛各社、殊にも冠協賛をいただきました出光興産株式会社様には厚く御礼を申し上げます。
 モータースポーツの安全確保については、これで充分と言うことはありません。第37回大会の残念な事故を教訓に、昨年から可能な限りの配慮と危険を取り除く努力をしました。より安全な大会を目指すために今年はさらに安全対策委員を増やし、コース・セクションの設定には、参加者の幅広いレベルに対応すべく工夫しました。具体的には腕自慢が楽しめるコースの復活やセクション群の中を移動するコースレイアウト、そしてトライアルの魅力を損なうことなく、かつレベル差の出るセクション設定等々、開催直前まで検討を続けました。それでも残念ながら怪我やバイクの故障でリタイヤしたライダーがいたわけですが、そうした方々はもう一度良く考えて、バイクの状態、ライダー自身のスキルアップを心がけ、トライアルをさらに楽しめるよう力をつけてください。
 「笑顔で帰宅」。それがこの大会を理解し支えて下さっている出光興産株式会社様はじめ、全ての関係者の願いであります。岩手の自然は優しくもあり厳しくもある!!この事を忘れず、選手の皆様には来年の第40回大会へ向けて今からしっかりと準備をしていただきたいと思います。
 岩手の自然、大地を走れる喜びとそこに暮らす人々とのふれあい、この素晴らしい大会をずっと続けるために、主催者も参加者も共に成長しレベルの高い草トライアルを目指したいと思います。
 では、また来年、笑顔でお会いしましょう!!

平成27年9月吉日
第39回出光イーハトーブトライアル大会副会長 成田省造

PAGE
TOP